ダニに刺されたときの症状と正しい対処法!

「突然、腕の内側が猛烈にかゆくなって、掻きむしってしまった…」「わき腹など外に露出していないにもかかわらず虫に刺された…」

このような虫刺されの経験はありませんか? ダニに刺されて掻きむしったまま放っておくと、細菌に感染するおそれがあります。

正しい対処法を知って、「ダニ刺され」の被害を少なくしましょう。まずは、人を刺すダニの種類からご説明します。

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ダニはどこにいる?人を刺すダニの種類は?

ダニは、室内にいるタイプと屋外に生息しているタイプに分けられます。

室内にいるダニで人を刺すのが「イエダニ」や「ツメダニ」「ヒョウダニ」などです。気温が20度以上、湿度が60%以上になると繁殖して、ふとんやソファー、じゅうたんや畳の裏側などを住みかとしています。

ダニの種類画像引用:横浜市健康福祉局

やっかいなのは、これらの室内ダニの体調は約1ミリ前後と目に見えないほど小さく、蚊のように目の前に現れることもありません。そのため警戒すらできず、知らない間に刺されてしまうのです。

屋外に生息するダニの代表格は「マダニ」です。山林や草むらなどにいますが、最近は公園などにも生息していて刺される被害が相次いでいます。

マダニ画像引用:VET’S-えひめ

このダニは大きいものだと1センチくらいの体長があり、犬や猫などの動物についたマダニから人が刺されるケースもあります。

ダニ刺されの症状とは?どこが刺されやすい?

「イエダニ」などの室内にいるダニは皮膚の柔らかい場所を好んで指します。体の部位でいうと、腕の内側やワキの下、脇腹、お腹や内腿などで、衣服の内側にあたる部分です。

刺されると数時間から2日ほどで強いかゆみを感じます。ほとんどの場合、赤い噛み跡がポツポツと3カ所以上見られます。つまり数カ所刺されるのです。しかもかゆみは1週間近くも続きます。

一方、屋外にいる「マダニ」は体のあらゆる部位を刺します。猛烈なかゆみがあり、1週間以上刺した状態のまま肌を吸血し続けます。

マダニは、刺して半日以上たつと吸血したまま皮膚から離れなくなってしまいますが、無理に引き抜こうとすると胴体だけがちぎれて頭部だけが残ってしまいます。ヘタをすると感染症を引き起こすこともあるのです。

マダニによる感染症は「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)といい、刺されてから1~2週間の潜伏期間を経て高熱や下痢、嘔吐など風邪のような症状が出ます。重症化すると死に至るケースもあります。

ダニに刺された時の正しい対処法

ダニに刺されると大人でもつい掻いてしまいますが、子どもの場合は掻きむしったところが「とびひ」になることもありますので注意が必要です。

「イエダニ」など室内ダニに刺されたら、掻かずに流水で洗い流します。次にステロイド系の市販薬を塗って、かゆみを抑えることが肝心です。

「ステロイド」と聞くと「副作用は?」と考えるかもしれませんが、適切に使えば問題ありません。ただ、幼児の場合は皮膚科に相談しましょう。

もしマダニに刺されてしまったら、一刻も早く皮膚科を受診してください。自分でマダニを引き抜くことは絶対にNGです。ウィルスを持っているマダニだと、病原体が血中に入り込んで感染症を引き起こしてしまうこともあります。

重症熱性血小板減少症候群画像引用:VET’S-えひめ

とくにSFTSの場合は治療法が確立されていません。マダニに刺されたら、医療機関で適切な処置を受けるのが最善の措置です。

ダニに刺されないためには予防が大切!

掃除機

ダニ刺されの被害は、梅雨~夏の期間に発生します。ダニの繁殖を防ぐために除湿機を使ったり、晴天日には窓を開けたりして室内の通気性をよくし、床や布団などにこまめに掃除機をかけましょう。

また、イエダニなどは夜中に刺すことが多いので、寝る前に防虫スプレーを刺されやすい部位に吹きかけるもの効果的です。

犬や猫などペットを飼っている場合は、人間に感染させないためにもペット専用の駆除薬を使ってマダニから守ってあげましょう。

もし、ペットにマダニが寄生しているのを発見したら、専用のピンセットで除去するか、獣医を受診してください。

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