大人も突然発症する!咳喘息になる原因と予防対策

咳を抑える男性「風邪は治ったはずなのに、咳だけが長引いている」「夜、咳こんで眠れない」などといった症状があるなら、咳喘息(せきぜんそく)という病気かもしれません。

喘息(ぜんそく)というと子供が発症するイメージがありますが、大人になってから突然発症することよくもある病気。特に40歳を超えてから発症しやすい特徴があります。

また、「咳喘息は喘息とどう違うんだろう…」と疑問に思う人もいるかもしれません。そこで、あまり耳慣れない咳喘息についてご紹介します。

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咳喘息と喘息はどう違う?

風邪薬を飲んでも咳が止まらなかったり、夜中に咳が出て目覚めたりといった症状があると、「喘息」を疑ってしまいますよね。「喘息」も「咳喘息」も同じような症状が起きますが、このふたつは異なる病気なんです。

どちらも、気道(肺につながる空気の通り道)が炎症などで狭くなって咳がでます。咳が長引いたり、夜間から早朝にかけて咳が出るなどの共通点もあります。

大きな違いは「咳喘息」には「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)がないということ。喘息の人はこうした喘鳴が起こりやすいことで知られていますよね。また「咳喘息」は痰(たん)が出ることも、ほぼありません。

とはいえ、いったん咳が出ると激しく咳こんで止まらなくなってしまうこともあり、「喘息」同様につらい病気であることには変わりありません。

咳喘息にはどんな症状があるの?

では、「咳喘息」はどのような症状が出るのでしょうか。主なものは次の通りです。

咳喘息の症状まとめ

  • 風邪のあと3週間以上、から咳が続いている
  • 慢性的に咳が出るが、喘鳴や発熱などはない
  • 夜間から明け方にかけて咳が出やすい
  • 急な温度の変化やタバコの受動喫煙、運動や会話中なども咳が出やすい
  • 風邪薬や咳止め薬が効かない
  • 胸部レントゲン写真を撮っても異常が見当たらない

このような症状がすべて当てはまると、「咳喘息」と診断されるようです。

咳喘息の原因は?ストレスも関係する?

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咳喘息になる原因は、実はまだはっきりわかっていません。ただ、タバコの煙や飲酒、ハウスダストや花粉などが引き金となって発症すると考えられています。

実際、アレルギーのある人は咳喘息にかかりやすいといわれ、香水や線香の煙でも咳が出る人もいます。また、咳喘息は女性に多いともいわれます。

意外なのは、一見関係がなさそうに思える「ストレス」が原因で咳喘息を発症してしまうことです。ストレスを感じると自律神経のバランスが崩れて、アセチルコリンという神経伝達物質が放出されます。アセチルコリンは気道を収縮させてしまうため、咳喘息が起こりやすくなるのです。

また、ストレスは免疫力を低下させてしまうため、結果としてアレルギーを悪化させたり、体力を弱めて気管支の炎症を増幅させたりしてしまいます。

寝不足が続いたり、残業続きで疲れやストレスがたまって急に咳喘息を発症する場合もあるのです。

咳喘息で苦しまないためには予防がイチバン!

咳喘息は、ひどい発作が起きると呼吸困難を引き起こす怖い病気。それが引き金になって、最悪の場合は死亡するケースもあるのです。咳喘息で苦しまないためには、できるだけ未然に防ぐことが大切です。

咳喘息を予防するには、まずは風邪やインフルエンザなどにかからないことが肝心です。風邪やインフルエンザによって気道に炎症を起こしてしまうと咳喘息を発症しやすくなってしまうからです。

また、気管支に刺激を与えないためにもタバコをやめ、受動喫煙にも気をつけましょう。どうしても喫煙したいときは自分だけでなく、周囲の人への配慮も大切です。飲酒もまた、ほどほどにしましょう。

咳喘息の発作は急な気温の変化で起こることもあるため、温度調節を心がけてください。冬はマフラーなどで首周りを温めるのも有効です。

アレルギーが原因で咳喘息を引き起こしている場合は、ダニ・ハウスダスト・カビ・花粉・ペットの毛など、アレルゲンとなっている物質をできるだけ取りのぞきましょう。食物アレルギーの人も同様です。

そして、何よりストレスをためないことが大切です。どんなに忙しくても、自分が夢中になれることや趣味に没頭する時間を意識的につくってみるのも効果的です。

休日に軽い運動をしたり、お風呂上りにストレッチをするのもオススメ。そうしたことができなくても、せめて睡眠や休養はたっぷりととってくださいね。

咳喘息の予防で大切なこと【まとめ】

  • 風邪やインフルエンザの予防を万全にする
  • 禁煙
  • アルコールを飲み過ぎない
  • 喉まわりの温度調節を心がける
  • 部屋を清潔に保ち、アレルゲンを減らす
  • ストレスを解消する
  • 適度な運動
  • 十分な睡眠時間を確保する

早期発見とストレス防止が肝心!

もし咳喘息のような症状がでたら、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。決して放置しないようにしてください。咳喘息にかかった人の約3割が気管支喘息に移行するといわれているからです。

子どもの喘息は成長とともに治る割合が高いのですが、大人の喘息は一度発症すると完治が難しく、再発しやすいとされています。

もし咳喘息にかかってしまったら、発作をおこなさないように生活習慣や体調管理に気づかいましょう。発作をおさえることができれば、無症状でいることができるからです。そのためにも、早期発見とストレス防止が大切ですね。

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